VINSANCHI　ビンサンチ

昨夜（7月17日）は、長野市TOiGOで行われた県知事選「公開討論会」へ出掛けました。新聞やマスコミ報道と、生で直接候補者の話を聴くのとは、大違いだと改めて感じました。率直に言うと、腰原さんの話は支離滅裂で会場からため息が漏れるほどでした。申し訳ないけれど、この方が知事になったら長野県は大変なことになると、正直思いました。でも、自民党を始め、多くの市長が支援しています。阿部さんは、5月にお会いした時とずいぶんイメージが変わっていました。良くいえば、自信たっぷり。悪く言えば、すこし偉そうにしている感じを受けました。話は腰原さんに比べて、堂々としていました。政権与党、民主党がバックについた余裕からでしょうか。何かにつけて、国は、民主党はと繰り返し言っていたのが印象的でした。上のお二人は完全に反田中になっていました。松本さんは静かな語り口で、少し物足りないかなと思っていたのですが、最後の４分間の自由発言では、他を圧倒しました。「・・この２ヶ月間長野県各地を回り、多くの人々・・農業、商業、ものづくり、医者、教師、お年寄り・・まじめに働く様々な人々に出会うことができ、多くのことを学びました。田中前知事のように、現場に出て行って、県民の声を聴くことから始めようと思います。特に弱い立場の人々が幸せにならなければ、長野県の未来はないと感じました。」と言い、静かな口調で力強く語りかけました。この時だけ許される拍手の大きさでも、いちばん共感を得ていたと思います。