アートのオリジナリティー1

ビンさん

2010年11月02日 02:04

<2010「秘めたる穂高の工芸作家二十人展」に出品したコンピュータ・アート北山敏・早苗「穂高の杜のふくろう」。およそ畳一畳の大きさの手すき和紙を使ったCG作品です。>



美術作品は色彩や形体、美しさや深み、民族性や時代背景など様々な要素で創られます。見る人を楽しませ、ファンができて、時を経て評価も定まっていきます。・・・・・ボクがこどもの頃は、おフランス帰り、アメリカ帰りの画家などが先生先生ともてはやされていました。〜風と称として、明らかに模倣作品と分かっていても売れれば大先生です。フランスやアメリカの様子が日本にまであまり伝わってこなかった時代の話ですが。今は、ネットなどを通して美術作品も、世界の様子が手に取るように分かります。単なる模倣作品では亜流がバレてしまいます。ただ逆に、情報が多すぎて模倣が見つかりにくいという事もありそうですね。・・・・・美術作品の評価は何といっても、オリジナリティー・独創性が大切で大きな要素でしょう。「アートのオリジナリティー」を評論的に話すと長くて退屈になりそうなので、ビンさんの作品で、誰にも分かりやすく話してみたいと思います。(つづく・・)

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