生録!長野知事選の話-17(地滑り地帯にダムの民主党)
自民党の話をしましたが、さらにわからないのが民主党。ボクは政権交代を望んで、民主党に投票しました。「コンクリートから人へ」の鳩山政権に多くの国民と共に期待した一人です。前原国土交通省にも。ところが、やっぱり選挙目当てのお題目。地滑り地帯に造る危険でムダの象徴、長野の浅川ダムは、民主党県連や連合やゼネコンの言うなりに、推進、着工となりました。当然、民主党から推薦をもらった阿部候補は浅川ダムを推進します。一度着工を始めたら、湯水のように地滑り地帯にお金を捨てることになるでしょう。もっともこれが、わざわざ地滑り地帯にダムを造る、もともとの目的なのでしょう。世界に目を向けると、ダムを取り壊して自然を利用した治水が始まっているのです。・・・・・阿部候補はダムに莫大なお金を使ってしまって、福祉、医療、雇用対策、健康、環境、こどもの未来へのご自身の政策はどうやるのでしょうか?本当に必要な地元業者がやってくれる土木建設のお金だって、どうやって賄うの?まさか、借金でやるの?矛盾だらけです。この視点から見ると、22日に応援に来た蓮舫さんの話を聞いて、なぜか虚しく聞こえるのは、ボクだけでないかもしれませんね。事業仕分けのオンパレードですが、実際にはたいした節約にはなっていません。もちろんムダなダムは仕分けの対象にもなりません。長野県はまるで日本の縮図のようですね。日本中のみなさん、長野県知事選に注目して見守ってください。長野県も日本も、どうなってしまうのでしょうか?その行方は?嗚呼!
関連記事